この記事では、海外eSIMの基本的な仕組みやメリット・デメリットをはじめ、購入から利用開始までの5ステップ、iPhone・Android別の設定方法をわかりやすく解説します。通信できないときの対処法や利用時の注意点、よくある質問も紹介しますので、ぜひ参考になさってください。
海外eSIMの使い方をわかりやすく解説!
海外eSIMは、渡航先や利用期間に合ったプランを購入し、スマホへ設定することで手軽に利用できます。基本的には渡航前にプロファイルをインストールし、現地到着後に回線を切り替えるだけで準備完了です。ただし、端末の対応状況やSIMロック解除、データローミングなど、事前に押さえておきたい注意点もあります。
海外eSIMの使い方について主な項目は以下のとおりです。
- 海外eSIMとは?使い方を知る前に基本を確認
- 海外eSIMの使い方は?利用開始までの5ステップ
- 海外eSIMの設定方法【iPhone・Android別】
- 海外eSIMが使えないときの原因と対処法
- 海外eSIMを使うときの注意点
海外eSIMとは?使い方を知る前に基本を確認
海外eSIMを利用する前に、まずはeSIMの仕組みやメリット・デメリット、利用に必要な条件を確認しておきましょう。海外eSIMは、スマホに契約情報をダウンロードして使うため、物理SIMを差し替えずに渡航先の通信回線を利用できます。ただし、端末の対応状況やSIMロックの有無によっては、利用できない場合があります。
海外eSIMの使い方を理解するうえで知っておきたい基本情報は以下のとおりです。
- eSIMとはスマホにダウンロードして使うSIM
- eSIMを使うメリット・デメリット
- eSIMの利用に必要な条件
eSIMとはスマホにダウンロードして使うSIM
eSIMとは、スマホ本体に組み込まれたSIM機能を利用して、通信事業者の契約情報を登録する仕組みです。契約情報を「プロファイル」としてダウンロードすることで、物理SIMカードを差し込まずに通信回線を利用できます。海外eSIMは、渡航先に対応した通信プランをスマホに追加することで、現地のモバイル通信を利用できるサービスです。
eSIMを使うメリット・デメリット
海外eSIMのメリットは、オンラインで購入から設定まで進められ、物理SIMを差し替えずに海外の通信回線を利用できることです。日本のSIMを端末に残せるため、対応機種なら日本の電話番号を維持しながらデータ通信を利用できます。一方、eSIM非対応の端末では利用できず、機種によっては設定に慣れが必要です。また、データ通信専用プランでは、音声通話やSMSに対応していない場合があります。
eSIMの利用に必要な条件
海外eSIMを利用するには、スマホがeSIMに対応しており、購入するプランの対応機種や利用条件を満たしている必要があります。海外の通信事業者が提供するeSIMでは、端末のSIMロックが解除されていることも確認しましょう。また、渡航先がプランの対応エリアに含まれていることや、必要なデータ容量・利用日数を満たしていることも重要です。

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海外eSIMの使い方は?利用開始までの5ステップ
海外eSIMは、プランの購入からスマホへの設定、現地での通信確認まで、5つのステップで利用を開始できます。購入後は、eSIMの追加や設定状況の確認を行い、渡航先でモバイルデータ通信に使う回線を切り替えましょう。なお、eSIMの設定方法や利用開始のタイミングはサービスによって異なるため、購入時に案内される手順も確認しておくことが大切です。
海外eSIMの主な使い方と手順は以下のとおりです。
- 渡航先・日数に合ったプランを購入する
- QRコードやアプリでeSIMを追加する
- 渡航前に追加状況を確認する
- 現地到着後にeSIMへ切り替える
- インターネットに接続できるか確認する
STEP1. 渡航先・日数に合ったプランを購入する
海外eSIMを利用するには、まず渡航先と滞在日数に合ったプランを購入します。プランによって対応する国や地域、利用期間、データ容量、料金が異なるため、旅行の日程やインターネットの利用頻度に合わせて選びましょう。購入はWebサイトや専用アプリから手続きでき、完了するとeSIMの追加に必要なQRコードや設定情報が届きます。複数の国を訪れる場合は、周遊プランも検討してみてください。
STEP2. QRコードやアプリでeSIMを追加する
購入後は、届いたQRコードをスマホで読み取るか、専用アプリの案内に沿ってeSIMを追加します。この操作では、通信に必要なプロファイルを端末にダウンロードします。一般的にはインターネット接続が必要となるため、安定したWi-Fi環境で設定すると安心です。具体的な操作手順はiPhoneとAndroid、eSIMの提供会社によって異なります。画面の案内を確認しながら、渡航前にインストールを済ませておきましょう。
STEP3. 渡航前に追加状況を確認する
eSIMを追加したら、出発前にスマホの設定画面を開き、正しくインストールされているか確認します。モバイル通信やSIMの設定画面に購入したeSIMの回線が表示されていれば、追加は完了しています。ただし、インストールが完了していても、現地での通信開始には別途設定が必要な場合があります。QRコードや設定情報、提供会社のサポート窓口も保存しておくと、渡航先でトラブルが起きた際に確認しやすくなります。
STEP4. 現地到着後にeSIMへ切り替える
現地に到着したら、スマホの設定画面で海外eSIMの回線をオンにし、モバイルデータ通信に使用する回線として選択します。あわせて、海外eSIM側のデータローミングをオンにする必要がある場合は、提供会社の案内に従って設定しましょう。日本のSIMを併用する場合は、意図しない通信料金を防ぐため、日本のSIM側のデータローミングも確認しておくことが大切です。設定後、現地の通信ネットワークに接続されるか確認します。
STEP5. インターネットに接続できるか確認する
海外eSIMへの切り替えが済んだら、Wi-Fiをオフにして、モバイルデータ通信でインターネットに接続できるか確認します。Webサイトを開いたり、地図アプリで目的地を検索したりすると、実際に通信できているか判断しやすくなります。画面上部にアンテナや4G・5Gなどの表示があっても、通信できるとは限りません。接続できない場合は、データ通信に使う回線やローミング設定、APN、プランの有効期間を順番に見直しましょう。

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海外eSIMの設定方法【iPhone・Android別】
海外eSIMの設定方法は、iPhoneとAndroidで操作する画面や手順が異なります。どちらも設定画面からeSIMを追加し、データ通信に使う回線を指定するのが基本です。日本のSIMと併用する場合は、通話やSMSに使う回線も設定しておく必要があります。
海外eSIMのiPhone・Androidの主な設定と併用する方法は以下のとおりです。
- iPhoneで設定する方法
- Androidで設定する方法
- 日本のSIMと併用する設定方法
iPhoneで設定する方法
iPhoneで海外eSIMを設定するには、「設定」アプリの「モバイル通信」からeSIMを追加します。QRコードを読み取る方法や、提供元のアプリを利用する方法があり、画面の案内に沿って進めると設定できます。追加後は、回線に「海外」などの名前を付けておくと、渡航先で日本のSIMと切り替える際に便利です。なお、メニューの表示や対応する追加方法は、iOSのバージョンや提供元によって異なる場合があります。
Androidで設定する方法
Androidで海外eSIMを設定するには、「設定」からネットワークやSIMに関する項目を開き、eSIMを追加します。QRコードを読み取る方法が一般的ですが、提供元のアプリから設定できる場合もあります。追加後はeSIMを有効にし、モバイルデータ通信に使う回線として指定しましょう。設定項目の名称や配置はメーカーや機種によって異なるため、見つからない場合は端末の取扱説明書や公式サイトで確認するとスムーズです。
日本のSIMと併用する設定方法
デュアルSIMに対応したスマホなら、日本のSIMを残したまま海外eSIMを利用できます。基本的には、モバイルデータ通信に海外eSIMを指定し、音声通話やSMSには日本のSIMを設定します。これにより、海外でのインターネット利用と日本の電話番号の維持を両立できます。ただし、日本のSIMでの通話やデータ通信には別途料金が発生する場合があります。意図しない通信を防ぐため、日本のSIMのデータローミングや回線の自動切り替え設定も確認しておきましょう。
海外eSIMが使えないときの原因と対処法
海外eSIMが使えないときは、回線の設定ミスや通信環境、データ容量の超過など、さまざまな原因が考えられます。まずは症状を確認し、当てはまる原因から順番に対処することが大切です。設定を見直しても通信できない場合は、端末の状態や契約内容も確認しましょう。
海外eSIMが使えないときの主な原因と対処法は以下のとおりです。
- 設定したのにインターネットにつながらない
- データローミングをオンにしても通信できない
- eSIMのインストールに失敗する
- 通信量を使い切った・有効期限が切れた場合
- サポートに問い合わせる前に確認すること
設定したのにインターネットにつながらない
海外eSIMをスマホに追加したのにインターネットにつながらない場合は、データ通信に使用する回線が海外eSIMに設定されているか確認しましょう。日本のSIMが選択されていると、海外eSIMで通信できないことがあります。設定に問題がなければ、機内モードを一度オン・オフにするか、スマホを再起動してみてください。現地の通信事業者の電波をつかみ直すことで、接続が改善する場合があります。
データローミングをオンにしても通信できない
海外eSIMのデータローミングをオンにしても通信できない場合は、APN設定や接続先の通信事業者を確認しましょう。APNはインターネットに接続するための情報で、eSIMによっては手動で設定する必要があります。まずは提供会社の案内に沿って設定を見直してください。それでも改善しない場合は、対応する通信事業者を手動で選択する方法もあります。設定方法はサービスによって異なるため、公式の案内を確認しましょう。
eSIMのインストールに失敗する
海外eSIMのインストールに失敗する場合は、インターネット接続が不安定になっていないか、端末がeSIMに対応しているかを確認しましょう。QRコードが読み取れないときは、画面の明るさやカメラの状態も見直してください。提供会社が対応していれば、SM-DP+アドレスとアクティベーションコードを使った手動設定や、専用アプリからの追加も可能です。なお、同じQRコードを再利用できるかどうかはサービスによって異なります。
通信量を使い切った・有効期限が切れた場合
海外eSIMのデータ容量を使い切ったり、有効期限が切れたりすると、通信が停止したり速度が制限されたりする場合があります。まずは提供会社のアプリやマイページで、残りのデータ容量と利用期限を確認しましょう。追加チャージに対応しているプランなら、同じeSIMで容量を増やせる場合があります。チャージできない場合は、新しいプランの購入が必要です。購入前に、既存のeSIMを再利用できるか確認しておくと安心です。
サポートに問い合わせる前に確認すること
海外eSIMが使えない原因を自分で特定できない場合は、提供会社のサポートに問い合わせましょう。その際は、使用しているスマホの機種名とOSのバージョン、渡航先、発生している症状を整理しておくと、状況を伝えやすくなります。エラー画面のスクリーンショットや、すでに試した対処法も用意しておくと便利です。問い合わせ前に、契約内容やデータ残量、利用期限も確認しておきましょう。

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海外eSIMを使うときの注意点
海外eSIMは、購入から設定までオンラインで完結できる便利なサービスですが、利用開始のタイミングや日本のSIMの設定によっては、通信トラブルや思わぬ料金が発生することがあります。安心して海外eSIMを使うためには、有効期間や通話・SMSの対応状況、プロファイルの管理方法を事前に確認しておくことが大切です。
海外eSIMの渡航前から帰国後までに押さえておきたい5つの注意点は以下のとおりです。
- 利用開始日・有効期間を確認する
- 日本のSIMのローミング料金に注意する
- 通話・SMSが必要なら対応プランを選ぶ
- 滞在中にeSIMを削除しない
- Wi-Fiを併用して通信量を節約する
利用開始日・有効期間を確認する
海外eSIMを購入する際は、利用開始のタイミングと有効期間の数え方を確認しておきましょう。プランによっては、eSIMをスマホに追加した時点や、現地で初めて通信した時点から利用期間が始まります。また、1日単位のプランには、利用開始から24時間ごとに数えるものと、現地時間の日付が変わると日数が進むものがあります。滞在日数に合ったプランを選び、渡航前に条件を確認しておくと安心です。
日本のSIMのローミング料金に注意する
海外eSIMを利用するときは、日本のSIMのデータローミング設定にも注意が必要です。日本のSIMで海外ローミングによるデータ通信が発生すると、契約内容によっては高額な料金がかかるおそれがあります。渡航中は、日本のSIMのデータローミングをオフにし、海外eSIMをモバイルデータ通信に使用する回線として指定しましょう。ただし、データローミングをオフにしても、海外での音声通話やSMSに料金が発生する場合があります。日本のSIMを有効にしたまま利用する場合は、通話・SMSの料金や回線の自動切り替え設定も確認しておきましょう。
通話・SMSが必要なら対応プランを選ぶ
海外eSIMにはデータ通信専用のプランが多く、現地の電話番号や音声通話、SMSが利用できない場合があります。LINEなどのインターネット通話はデータ通信で利用できますが、電話番号を使った通話やSMS認証には対応していないことがあります。現地で電話をかける予定がある場合や、銀行・各種サービスの認証コードをSMSで受け取りたい場合は、音声通話やSMSに対応しているかを確認しましょう。日本の電話番号を利用する場合も、海外での料金や受信条件を事前に確認しておくと安心です。
滞在中にeSIMを削除しない
海外eSIMのプロファイルは、一度削除すると再インストールや再発行ができない場合があります。通信できないときに削除して入れ直そうとすると、再設定できず、残りのデータ容量や利用期間を使えなくなるおそれがあります。そのため、通信トラブルが起きても、すぐにプロファイルを削除するのは避けましょう。まずはデータ通信に使う回線やローミング、APNなどの設定を確認し、改善しない場合は提供会社のサポートに問い合わせてください。
Wi-Fiを併用して通信量を節約する
海外eSIMのデータ容量を長く使うには、ホテルやカフェなどのWi-Fiを上手に併用することが大切です。特に、動画の視聴やアプリの更新、写真・動画のバックアップはデータ通信量が増えやすいため、Wi-Fi接続中に行うと容量を節約できます。また、地図アプリのオフラインマップを渡航前にダウンロードしておくと、移動中の通信量を抑えられます。アプリの自動更新や自動再生も見直し、必要な通信量に合わせて使いましょう。

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海外eSIMの使い方に関するよくある質問
海外eSIMを初めて利用する方に向けて、設定するタイミングや日本の電話番号の扱い、LINEやGoogleマップの利用可否など、よくある疑問を解説します。機内モードの設定や帰国後の対応、複数の国で使える周遊プランについても紹介します。海外eSIMの使い方を事前に確認し、渡航先でもスムーズに通信を始められるようにしましょう。
海外eSIMの設定は日本と現地のどちらでする?
海外eSIMは、出発前に日本で追加し、現地に到着してから回線を切り替える方法が基本です。eSIMの追加にはインターネット接続が必要になる場合が多いため、安定したWi-Fi環境で設定しておくと安心です。ただし、追加した時点で有効期間が始まるプランもあります。購入前に利用開始の条件を確認し、渡航日程に合わせて設定しましょう。
海外eSIMを使うと日本の電話番号はどうなる?
海外eSIMを利用しても、日本のSIMの契約が継続していれば、海外eSIMを利用している間も日本の電話番号を維持できます。ただし、海外での着信やSMSの利用には、日本の通信事業者の対応や契約条件によって料金が発生する場合があります。渡航前に、海外ローミングの利用条件と料金を確認しておきましょう。
海外eSIMでLINEやGoogleマップは使える?
海外eSIMでインターネットに接続できれば、LINEやGoogleマップなどのアプリを基本的に利用できます。LINEは普段のアカウントでメッセージの送受信や無料通話ができ、Googleマップでは場所の検索やルート案内も利用できます。ただし、国や地域によってはサービスの利用が制限される場合があります。渡航先の通信事情を確認し、必要に応じてオフラインマップも準備しておくと安心です。
海外eSIMを使うときは機内モードにする?
海外eSIMを使うとき、常に機内モードにする必要はありません。フライト中は航空会社の指示に従い、現地到着後に海外eSIMを有効にして、モバイルデータ通信に使う回線を指定しましょう。日本のSIMの意図しない通信を防ぐには、データローミングや回線の自動切り替え設定も確認してください。
海外eSIMは帰国後どうすればいい?
帰国後は、スマホのモバイルデータ通信に使う回線を日本のSIMへ戻し、海外eSIMの回線をオフにしておくと安心です。eSIMのプロファイルは、再利用や追加チャージの可能性がある場合は削除せず残しておけます。不要になった場合も、契約の有効期限や削除後の再利用可否を確認してから削除しましょう。
海外eSIMは複数の国で使える?
海外eSIMが複数の国で使えるかどうかは、購入するプランによって異なります。1か国向けの単一国プランだけでなく、複数の対象国で利用できる周遊プランもあります。周遊プランなら国ごとにeSIMを購入し直す手間を省けますが、対応国や現地ネットワークへの接続方法はサービスごとに異なるため、購入前に確認しておきましょう。

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