台湾は日本の主要空港から3〜4時間ほどで着く近さもあって、2泊3日や3泊4日といった短い日程で出かける人が多い行き先です。台北のMRTを乗り継いで市内を回り、夜は夜市へ、翌日は足を延ばして九份へ。移動と調べ物が多いぶん、現地でスマートフォンがつながるかどうかが旅の快適さを大きく左右します。
そこで使い勝手がいいのが、渡航前にオンラインで買えるeSIMです。ただ、いざ選ぼうとすると容量も日数も細かく分かれていて、どれが旅程に合うのか迷いやすいところ。この記事では、台湾旅行でeSIMを選ぶときの容量・日数・回線の見方を、実際の料金を交えて整理します。
台湾旅行でeSIMがおすすめな理由

到着直後から地図と乗換検索が使える
eSIMは端末の中に通信プロファイルを書き込む仕組みなので、SIMカードを差し替える作業がいりません。出発前に設定まで終えておけば、空港で回線を切り替えた時点から通信が使え、SIMカウンターの列に並ぶ必要もありません。
台北の移動はMRTとバスが中心で、経路を調べる場面が一日に何度も訪れます。到着してすぐ地図と乗換検索が使えるかどうかが、初日の動きやすさをそのまま決めます。滞在が2〜3日と短いほど、この差は大きく感じられるはずです。
Wi-Fiルーターのように荷物が増えない
モバイルWi-Fiルーターとの違いは、持ち物と充電にあらわれます。ルーターは本体とケーブルを持ち歩くことになり、一日歩き回れば充電の残りも気にかかります。受け取りと返却で空港の時間を取られる点も、短い旅程では負担です。eSIMは手持ちのスマートフォン1台で完結するので、荷物は増えません。
台湾は、日本で使っているメッセージアプリや地図、翻訳アプリがそのまま使える環境です。通信手段さえ確保しておけば、新しいアプリを入れることなく普段どおりに動けます。
普段の回線の海外ローミングとの違い
日本で契約している回線の海外ローミングを使う方法もありますが、こちらは1日ごとの定額制をとるサービスが多く見られます。滞在が数日でも積み上がっていくため、旅行者向けのeSIMを別に用意したほうが費用を抑えやすくなります。渡航中だけ現地の回線を借りて帰国したら元に戻す、一時的な使い方に向いた仕組みです。
3日で3GBは足りる?観光の使い方別に見るデータ消費量

プラン選びで最初に迷うのが容量です。使わなかったぶんは戻らないので、旅先での使い方から必要量を逆算しましょう。
| 旅先での使い方 | 1日の目安 | 3日間なら |
|---|---|---|
| 地図・翻訳中心 | 0.5〜1GBほど | 3GBで収まることが多い |
| 写真・SNS多め | 1〜1.5GBほど | 5GBあると安心 |
| 動画視聴も多い | 2GB以上 | 無制限が向いている |
地図・翻訳・メッセージ中心なら3GBで足りる
MRTの乗り換えを調べ、店の場所を地図で確認し、メニューを翻訳アプリにかけ、同行者とメッセージでやり取りする。台湾観光でよくあるこの使い方なら、1日あたり0.5〜1GBほどに収まることが多くなります。2泊3日の旅行であれば、3GBのプランで足りる計算です。
ただし、路地の入り組んだ夜市や乗り換えの多いバス移動では、地図を開きっぱなしにしがちです。地図の常時表示は思ったより通信を使うので、切り詰めすぎないほうが安心です。
写真の投稿が多いなら5GBを目安に
撮った写真をその場で共有したり、動画つきのメッセージを送ったりする機会が多いなら、1日あたり1〜1.5GBほどを見込んでおきましょう。3日間で3〜4.5GBになるので、余裕をみて5GBが安心です。台北101や九份など撮りたい場面が続くので、投稿の頻度は普段より上がりがちです。
動画も見るなら無制限という選び方
移動中に動画を見る習慣があるなら、容量制では足りなくなります。動画視聴は1時間あたり1GB前後を使うこともあり、数日で使い切ってしまうためです。残量を気にしながら旅をする時間が惜しいなら、無制限を選ぶ価値があります。ただし無制限でも、短期間に極端な量を使うと速度制限がかかる場合がある点は覚えておきましょう。
無制限にすべきかどうかの線引きは、渡航先が変わっても考え方は同じです。判断の基準は韓国旅行にeSIMの無制限プランは必要?判断基準と選び方でも整理しているので、迷ったら参考にしてみてください。
日数の選び方|宿泊数とプランの日数はずれる

容量が決まったら次は日数です。ここには少しクセがあって、宿泊数をそのまま当てはめると足りなくなることがあります。
「1日」は有効化から24時間で数える
eSIMの1日は、暦の日付でも宿泊数でもありません。有効化(アクティベート)した時点から24時間単位で数えるのが基本です。3日プランなら、使い始めてから72時間ぶんということになります。
この数え方は、夜に到着する便では有利に働きます。暦の日付で区切る仕組みなら到着日ぶんがほとんど残らないまま1日を消化しますが、24時間計算なら着いた時刻から丸1日ぶんが確保されるためです。
選べる日数は3日から、刻みは飛び飛び
もうひとつ押さえておきたいのが、選べる日数が飛び飛びだという点です。台湾向けは3日・5日・7日・10日といった区切りで並んでいて、1日プランはありません。2日や4日の刻みもないので、日帰りや1泊2日の弾丸旅行でも3日プランを選ぶことになります。
この前提で当てはめると、2泊3日は3日プラン、3泊4日は5日プランが目安です。3泊4日は現地での利用時間が72時間をわずかに超えることが多く、3日プランでは帰国日の途中で切れてしまいます。旅程ごとの目安は韓国eSIMは何日プラン?1〜7日の短期旅行で選ぶ目安に早見表があるので、あわせて確認してみてください。
足りなくなっても追加や変更はできない
注意したいのは、購入したあとにプランを変更したり容量を追加したりはできない点です。足りなくなれば買い直すことになり、結果的に割高になります。しかも通信が切れた状態では購入手続き自体が難しく、無料Wi-Fiが使える場所を探すところから始まります。
日数の刻みが飛んでいるぶん、迷ったらひとつ上を選んでおくのが確実です。
回線とエリア|中華電信につながるかを見る

料金と容量に目が行きがちですが、現地での快適さを左右するのは回線です。
つながるのは中華電信の回線
Cross eSIMの台湾向けプランは、中華電信(Chunghwa Telecom)の回線に接続します。容量制でも無制限でも同じ回線なので、どれを選んでもつながる回線は変わりません。台北・台中・高雄・台南といった主要都市に加え、九份や日月潭、阿里山といった観光地の周辺もカバーされています。
台北市内を中心に回る旅程であれば、通信で困る場面はほとんどないでしょう。ただし地下区間や建物の奥では場所によって電波状況が変わるので、乗換の検索は駅に入る前に済ませておくと安心です。
山間部や離島へ行くなら事前に確認を
一方、山あいの区間や離島まで足を延ばす場合は事情が変わります。地形の影響で電波が届きにくい場所もあるため、都市部と同じ感覚で考えないほうが無難です。行き先が決まっているなら、購入前に対応エリアを確認しておきましょう。
ひとりぶんを同行者と分け合える
テザリングに対応しているため、同行者のスマートフォンやタブレットに通信を分けられます。家族や友人と行く旅行なら、ひとりぶんのeSIMで足りる場面もあるでしょう。
ただし、分け合った人数ぶんデータの消費は早まります。ふたりで使えば単純に2人ぶんの消費になるので、テザリング前提なら容量は多めに見ておきましょう。
料金の目安と旅程別の選び方

ここまでの基準を、実際の料金に当てはめてみましょう。短期旅行で選ばれることの多い3日・5日・7日の価格は次のとおりです。
| 日数 | 3GB | 5GB | 10GB | 無制限 |
|---|---|---|---|---|
| 3日 | 980円 | 1,690円 | 2,104円 | 2,630円 |
| 5日 | 1,060円 | 1,760円 | 2,810円 | 3,510円 |
| 7日 | 1,130円 | 1,840円 | 3,000円 | 4,910円 |
3日3GBが980円なので、1日あたりにすると300円台からという水準です。表を縦に見ると、容量制のプランは日数が延びても総額の伸びが小さいことがわかります。3GBなら3日と7日で150円しか変わりません。無制限はこれとは違い、総額がほぼ日数に比例して上がっていきます。
旅程別の選び方の実例
使い方と日数を組み合わせると、次のような選び方になります。
- 2泊3日
台北市内が中心で地図と翻訳が使えれば十分なら、3日3GBの980円 - 3泊4日
九份まで足を延ばして写真もよく撮るなら、5日5GBの1,760円 - 4泊5日
移動中に動画も見るなら、5日無制限の3,510円
3泊4日で5日プランを選ぶのは、日数の刻みの都合です。1日以上余る計算になりますが、同じ5GBの3日プランとの差額は70円。帰国日に通信が切れるリスクと比べれば、迷わず選べる差でしょう。日数と容量の組み合わせは台湾旅行のeSIMプランのページで確認できます。
電話番号とキャンセル補償について
料金表を見て「電話番号は付くのか」と気になった方もいるかもしれません。Cross eSIMのプランはすべてデータ通信専用で、現地の電話番号は付きません。音声通話やSMSは使えませんが、メッセージアプリの通話機能は通常どおり使えるので、観光目的ならこれで足ります。
もうひとつ、購入時にはキャンセル補償という有料オプションを付けることもできます。プラン料金の15%で、渡航が中止になった場合に全額が返金される仕組みです。台風の多い時期の渡航など、予定が変わる可能性がある旅行では検討する価値があります。
出発前に確認したい台湾eSIMのチェックリスト

最後に、購入から使い始めるまでに確認しておきたい項目を並べておきます。
- 端末の対応
eSIM対応機種か、SIMロックが解除されているかを確認する - 購入の時期
決済後5分前後でQRコードが届くが、前日までに済ませておく - QRコード
読み込みは1回限り。入れたプロファイルは削除しない - 設定の場所
読み込みと設定は日本のWi-Fi環境で終えておく - 有効化
日本では設定までにとどめ、現地に着いてから通信を開始する - ローミング
普段使っている回線のデータローミングはオフにしておく
設定は日本にいるうちに終えておく
台湾向けのような国単体のプランは、日本で設定を済ませても日数のカウントは始まりません。始まるのは現地で通信を開始したタイミングです。出発前に設定まで終えておけば、現地でやることは切り替えだけになります。購入から有効化までの手順はeSIMご利用の流れで順を追って案内されています。
ただし日本を利用対象に含む周遊プランは、日本で設定した時点からカウントが始まるため扱いが変わります。
現地に着いたら最初にやること
到着したら、機内モードを解除する前に設定画面をひらきましょう。普段使っている回線のデータローミングがオンのままだと、意図しない通信料が発生することがあります。主回線のローミングをオフにしてから、eSIM側のモバイルデータ通信をオンにするのが安全な手順です。
切り替えが済んだら、地図アプリを開いて通信できているかを確かめます。ここまでを空港内で終えておけば、あとはMRTでも夜市でも安心して歩き回れます。容量と日数さえ旅程に合わせて選んでおけば、滞在中に通信を意識する場面はほとんどありません。旅程が決まったら、現地で使う時間と使い方をざっくり見積もるところから始めてみてください。
Cross eSIMで台湾旅行をもっとスマートに
ここまで台湾旅行向けeSIMの選び方を整理してきましたが、海外旅行や海外出張で使いやすいサービスを探しているなら、Cross eSIMがおすすめです。
Cross eSIMは、WEBから簡単に申し込み・購入ができる海外向けeSIMサービスです。物理SIMの受け取り不要で、購入後はQRコードを読み込むだけで設定できるため、初めてeSIMを利用する方でもスムーズに利用を開始できます。
台湾向けプランは中華電信の回線に対応し、地図や翻訳アプリ中心の使い方に合う3GBから、動画視聴やテザリングにも対応しやすい無制限まで用意。台北・台中・高雄・台南はもちろん、九份や日月潭など、さまざまな渡航スタイルに合わせて選びやすいのも特徴です。
また、日本出発前に設定を済ませておけば、現地到着後すぐにインターネットへ接続可能。地図アプリや乗換案内アプリ、翻訳アプリなどもスムーズに利用でき、空港到着直後から安心して行動できます。
「台湾でWi-Fiルーターを持ち歩きたくない」「SIMカード交換が面倒」「設定をできるだけ簡単に済ませたい」という方は、ぜひCross eSIMの台湾向けeSIMプランをチェックしてみてください。



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